松島雄島|仙台松島の雄島について。仙台観光名所

松島の地名発祥の地「雄島」

松島雄島|仙台松島の雄島について。仙台観光名所見仏上人が12年間もの長きにわたって島から一歩も出ずに修行した偉業を讃えて、ときの後鳥羽上皇から千本の松を贈られたことにより「千松島」と呼ばれるようになり、それが転じてこの地一帯が「松島」となったという地名発祥説のある島です。

雄島には108の岩窟があったといわれていますが、現在残っているのは50ほど。これらの岩窟は修行僧らが死者の浄土往生を祈念したもので、内部の壁面には卒塔婆や仏像、法名を彫った跡が数多く見られます。樹木に覆われた薄暗い空間に岩窟だらけの岩肌が続き、全島が霊場のような趣です。

雄島「頼賢の碑」
雄島の島内には句碑も多く、島の南端には国の重要文化財指定の「頼賢の碑」が六角形の鞘堂の中に納められています。この碑は、見仏上人の再来といわれ、22年間雄島で修行をした僧侶・頼賢の徳を讃えたもので、松島の昔の様子も刻まれています。

ライターのひとこと
雄島に渡る渡月橋は「別れ橋」とも呼ばれています。ちなみに福浦橋は「出会い橋」、五大堂の透かし橋は「縁結び橋」です。別れ橋で悪縁を絶ち、出会い橋で良縁に出会う、そして縁結び橋で合縁を結び、円通院の縁結び観音に詣でる…といった、縁結びに的を絞った松島の周り方もあるようです。

【アクセス】 JR松島海岸駅から徒歩5分。「ホテル海風土」から徒歩15分。